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教えるから楽しく伝えるへ(松村 洋克)

Writer:松村 洋克(まつむら ひろかつ)
2009/06/15


 トレーナーをはじめた当時、トレーナーの仕事は、「教える」仕事だと思ってました。

しかし、4年間試行錯誤しつつ続けてきて思うのは、

トレーナーの仕事は「伝える」、もっというと「伝わっていく」仕事だと感じてます。

 

 いきなりですが、自分は直感型の人間だと思います。

小さいときから短距離走はクラスで一番はやくて、野生児でしたよ(笑)

でも、生活環境のなかで、だんだん理論的に考えるようになってきました。

長男だったんでいろいろ考えることも多かったんでしょうね~。

だんだん理屈っぽくなってきました。数学とか理科が得意でしたね。

 

 高校では高等専門学校へいき、エンジニアになるための専門教育をうけました。

毎日数字やプログラムと向き合う日々の中で脳もどんどん理系脳になっていきましたね。

自分のなかでは後天的左脳思考と呼んでいます。

 

 この業界に入ったときも、そんな理系脳だったんでとりあえずいろんな本をかたっぱしから読破していきました。

そしてとりあえず、パーソナルトレーナーの資格をいくつか取得しようと思い、3つほど取得しました。

デビューしたときには、かなり知識はあったんでこの業界で5年以上やってる方にも負けませんでしたね~。

そんなところで少し優越感を得たりして…すごくうすっぺらかったと思います。

 

 そんな自分にも転機がありまして、腰を痛めてしまい立っているのもつらい状況に・・・

医者にいったら分離症という診断。しかも相当昔からだったらしいです。

痛みがでなかったのでまったく気づきませんでした。

病院では暖めたり、牽引したりと根本的な解決にはならず、

結局自分でなんとかするしかない状態になり、 腰が痛いクライアントの気持ちがよくわかりました。

 

分離症のリハビリはある程度知っていたので、痛みがひいてきた段階でさっそくリハビリを始めてみました。

しかし、びっくりするくらい効果がない・・・ということでさらにいろいろな本を読んで、医者に聞いたり

整体にいったり、ほかのトレーナーに見てもらったり…といろいろやりました。

 

そこで学んだのは、本も医者も整体師も基本的にみんな正しいんですが、自分の中でよくなる

回答はそのごく一部でしかないとこ。それって実際に体感して感じてみないとわからない。

 

 それから、体験主義になりましたね~。実際どんどん自分でやってみて取り入れるようにしました、

ヨガ、ピラティス、ビリーなんかも、そうやって新しい物がでるたびにどんどん体験することで自分のものにできると思います。

ようするにどれだけ体にしみこませることができるか、頭の中の知識だけじゃなんの役にもたたないんですね。

そうやって深く染み付いたものだけが、クライアントにも伝わると思います。

自分がやってないのに人にはいえないですから。

 

 

 最近トレーナーでも自分でトレーニングしない人が多いみたいですね。

時間がないからやらないのでしょうか?お客さんもいっしょですよね。

まずは自らが実践してみてください。そして楽しんでください。

 

 

少なくとも自分が楽しくないならお客さんも楽しくないと思います。今、自分はそこを芯においてやってます。

とりあえず楽しみましょうよって、だってトレーニングなんて続けないと効果でないでしょ?

自分なら楽しくないと続けたくないですから。